こんにちは。
愛知県春日井市の森山歯科医院の森山隆平です。
本日のブログは
愛知県歯科医師会会長の内堀典安先生の
記述から引用させていただきました。
御了承ください。
愛知県の2018年度児童相談センターにおける
相談対応件数は17691件で前年度に比べて704件の増加
この内児童虐待に関する相談件数(名古屋市を除く)は
4731件と過去最高だった。
その内訳は
・心理的虐待 55.2%
・身体的虐待 28.7%
・ネグレクト(育児放棄)15.1%
被虐待児の年齢層は
・小学生 32.3%
・3歳以上就学前 25.1%
・3歳未満 20.4%
の順になっています。
児童虐待は4種類に分類され
このうち ネグレクト(育児放棄)の被虐待児の身体的特徴として
・清潔感の無さ
・低身長、低体重
・肥満
・虫歯の多さ
心理的特徴として
・愛着障害
・暴力的行動
・猜疑心、自己否定感が強い
などがあります。
児童虐待の問題としては被虐待児の心身両面の健康面もあるが、
成長し保護者になった場合に加害者(虐待を自分の子におこなう)になる世代を超えた
負の連鎖
が起こりやすいといったことも重大な問題です。
私達歯科医師は日頃から検診などで虫歯の多さを常に意識し、
被虐待を疑うことに留意しています。
私もこの10年ほどで
異様に多い虫歯の2人を被虐待児の可能性を疑い、
児童相談所に通報しました。